Name:ラング(ラン)
Sex:♀
Birthday:7月14日
Code:―
Race:モンスター
Stature:352o
Weight:4876g
DH:右(?)
Weapon:―
SAM:―
Note:
『サャラ゛ナ(サラナ)』という種族のモンスターです。サラナは大きな耳が特徴的で、モフモフの毛で覆われ、ちっこい身体と愛らしい顔、跳ねながら走る姿が可愛らしいモンスターです。また、知能も高く、魔言語・全一言語共に使うことができます。足がかなり速く、危険を感じるとすぐに逃げ出します。その為、追い駆けるのは大変です。また、自分の魔法以外は全ての魔法(特技魔法も含む)を反射する特異体質を有しているので、魔法も通用しません。本人の意思で解除することもできるようですが。追い付かれそうになると、魔法を使ってきます。そういったことから、このモンスターとの戦闘は完全に鬼ごっこになります。
サラナは誰かを襲うことは特にありませんが、命は狙われやすいモンスターです。理由は、このモンスターが持つ魔物質。大変貴重な魔物質であることが多く、更にそれを塊のまま有している為です。そんな存在だからこそ、逃げることに特化しているのかも知れませんが。また、狙われやすい為か、集団で居ることは殆どなく、単独行動が殆どです。
さて、サラナであるランですが、この種の中では珍しく、白い毛を有しています(茶色や灰色などが多い)。瞳は他のサラナと同じ黒です。中々できた子で、結構賢いです。が、好奇心がやや旺盛過ぎるところが玉に瑕です。明るい女の子と言った感じでしょうか。普通の魔力者並の知識を有しており、外界のことも少しは分かります。口調は結構丁寧で、敬語です。
彼女も2人の魔力者から追われていました。その追い駆ける魔力者らをサラ(アシュー)とグラルが発見。この2人もグラルの発案により鬼ごっこに参加します。追走者が合計4人。余談ですけど、初めの魔力者ペアはアシュー・グラルペアと似た感じです。雰囲気とか、性格とか、性別も。その内男2人が闘争を始めます。女性2人は彼らを放ってモンスターを追い駆けます。アシューの上にもう1人の魔力者が乗って。会話をしながら。そしてお互いに気付きました。『ラン』と名乗ったその女性は、かつてサラを苛めた魔力者の1人だったのでした。そして、実はアシューのモデルとなった女性でもあります。当時サラを苛めていた彼女は、サラの声や姿が羨ましく、妬んでいたのでした。それで周りに便乗していたわけです。妬むなんて蛇女らしいね。彼女は白蛇の姿を有する獣族の魔力者です。ただ、少し濁った色の白であり、綺麗な白を持ったサラが本当に羨ましかったのですね。モンスターを追い駆けながらの会話で、お互いに和解をしたのでした。
そんな2人、とうとうモンスターを追い詰めます。が、2人とも男性側の要望で追い駆けていただけで、別に魔物質にも興味は有りません。それに、普通に近付けば魔法で逃げられるでしょう。少し考え、サラは提案を出します。自分たちの家で暮らさないか、と。つまりは、ペットにならないかということです。2人が外出している時は家に紅音が1人で居るわけですし。彼女のことも考えて。話合いの結果、見事そのモンスターはペットとなったのでした。そして命名。隣の友人の名前を借りることにしました。『ラン』。名付けられて驚くモンスター。既に彼女は名前を有しており、その名前が『ラング(ラン)』だったのです。ちなみに、サラたちはモンスターが名前を持っていることを知らなかったのでした。それから、男性陣(特にランのパートナー)の文句は無視されました。
こうしてサラたちの家に家族が増えたのでした。
Home:
魔界です。サラたちと一緒に暮らしています。
FAD:2009.5.3